【木材用語】木表・木裏
木を丸太の状態から木材として加工する際、木に表と裏ができます。年輪から外側の面を木表と言い、年輪側に面する部分を木裏と言います。

住宅や建築で木材を使用する際、日本ではこの木表と木裏の特徴を知ることが大事でした。
いわゆる木表部分を床などの表面に使用した場合は、木の年輪の外側に面する部分で中心部分よりやわらかく、木から放出する水分も多く乾燥すると縮みも大きいので、両端が反りあがり凹の形に反ってきます。逆に木裏を表に使用した場合は凸の形に反るということになります。
こういった特徴は、住宅建築において建物の部材を作るときに非常に重要になってきます。
【戸や障子の枠】 外側に木表を持ってくると、両端がもちあがり引っ掛かりが出るので、戸や障子の枠の場合は木裏を表面に持ってきます。
【床・無垢フローリング】 木表のほうが化粧として美しく、木裏を表に持ってくると木目が逆立ってくるからと言われています。ところが、能の舞台は木裏を表面に使用します。すり足で歩くために木表が表面に来ると床材の両端が反り歩きにくいと言われます。また、木裏を表面にすることで床材が凸形になるので足踏みするときの音が反響し響かせることができるからとも言われています。
【木材用語に関するこのページの参考文献】
木の教え


