【news】住宅ローン、金利変動の説明徹底・大手銀、販売に自主ルール
■住宅ローン 上昇気流に乗るか?
大手銀行が住宅ローンの販売や相談時に、金利変動リスクの説明を徹底し始めた。日銀が2月に利上げを決め、住宅ローン金利の上昇が一段と見込まれるため。過去に大量販売した「短期固定」型住宅ローン金利商品からの借り換え需要増加もにらんでいる。ただ、借り換えなどには手数料がかかるケースが多く、銀行に利用者還元を求める声も強まりそうだ。
100兆円に上る住宅ローン残高のうち、6―7割が10年以下の固定金利や変動金利型。本格的な金利上昇局面が今後予想される中、住宅ローン利用者は金利変動で将来の負担が増えるリスクを十分に考えて、商品を選ぶ必要が出てきた。全国銀行協会は金利変動の仕組みなどの説明を加盟行に指示してきたが、大手行は利用者の求めがなくても、個別の生活実態により即して説明する自主ルールを作り始めた。
[3月11日/日本経済新聞 朝刊]


